FASHION / 2022.12.12
『マヌエラ』主演・珠城りょうさんと巡る心斎橋PARCO(1/4)
1月15(日)~23(月)に東京・東京建物Brillia HALL、1月28(土)・29(日)に大阪・森ノ宮ピロティホール、1月31日(火)に福岡・北九州芸術劇場大ホールで上演される舞台「PARCO PRODUCE 2023『マヌエラ』 Iam a dancer. Love me?」。その作品にて、宝塚歌劇団退団後に舞台に初主演する珠城りょうさんが、心斎橋PARCOでショップクルーズに。
お芝居の役柄に合わせて香水を変えるなど、役作りの随所にこだわりがあるという彼女。お仕事とプライベートで使い分ける香りや、シンプルなファッションが好きだという彼女が選ぶアイテムとは? 初主演となる舞台への意気込みなどを聞いてみました。
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Interview & TextNahoko Kuroda
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PhotoKazuki Watanabe
「お香にはずっと興味があるんです。和の香りって優しいものが多いじゃないですか? 金木犀の香りとか大好きなんです」。香りに誘われてやってきたのは、1Fにある「薫玉堂」。創業1594(文禄3)年、京都を発祥とする日本最古の御香調進所。代々伝わる調香帳をもとに調合したお香やキャンドル、香りの道具のほか、香りにまつわるセレクトアイテムを展開するお店です。
「普段のお買い物は即決タイプなんですけど、香りは悩んじゃいますね。種類も豊富でネーミングもどれも素敵だし」。ずらりと並ぶスティックタイプのお香を嗅ぎ比べて、真剣な表情で悩む珠城さん。172cmと高身長の彼女、腰をかがめお香の香りを手で仰ぐ姿さえスマートで思わず見惚れてしまいます。
「プライベートでつけている香りは軽く香る程度の練り香水なんかが多いですね。サボン系の香りが好きで、こちらのラインナップだと『音羽の滝』『大原のコスモス』が好きかな。あ、でも金木犀の香りがする『西陣の木犀』もいいですよね。お香はずっと興味があったんですけど、性格的にまずは道具とか必要なものをしっかりとそろえたいタイプで。色々と準備が必要かなって思っていたんですけど、意外と簡単に始められそうですね」。お店のスタッフに色々と話を聞き、お目当てをピックアップし、次のフロアへ向かいます。
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