岩瀬洋志×kolor｜過去をほどき、未来を編む。創造が続いていく、その瞬間

デザイナー 阿部潤一によるラストシーズン。
「kolor」が紡ぐ〈過去・現在・未来〉

2025秋冬、「kolor」はデザイナー 阿部潤一氏が手がける最後のコレクションという大きな節目を迎えた。約20年近く続けた彼のクリエイションの“終章”として発表された今季は、ブランド創業時からのアーカイブと、これからの未来のモードにつながる要素が緻密に織り重なり、独自の時間軸を描き出している。
阿部氏がこれまでに手がけてきたコレクションで用いられたコートやブラウスの要素が、今季のルックにも随所に再び息づいており、そのディテールに新たな素材やパターンが重ねられることで、〈昔／今／これから〉がひとつのルックの中に共存する。アーカイブの再解釈を通じて“kolorの本質”を浮かび上がらせた。

シルエットはkolorらしい複層のレイヤリングが主軸に。ボアを重ねたコート、チェスターの下に仕込まれたジレなど、異素材の対比が立体感をつくり出す。トラッドやプレッピー、ワーク、アウトドアの要素は、自由で鋭い阿部氏ならではの感性で再解釈され、“着るためのモード”として精度高く仕上がっている。また、ボリューミーなパファージャケットやトレンチコート、軽量ブルゾンなどリアルに使えるアイテムも豊富。最後のコレクションでありながら、「日常の中で生きる服」というkolorの核心が、改めて鮮やかに示された。

静かな夜、個性豊かな「kolor」を纏う。
岩瀬洋志が魅せるAutumn Winter 2025 Collection

大阪・心斎橋の街の喧騒が遠く足元へと沈み、秋風のひんやりとした温度が際立つ――。そんな、夜空に限りなく近く、澄んだ場所で行われたファッションシューティングで、俳優・岩瀬洋志さんが纏ったのは、kolor 2025AWの端正なルックだ。

肩の丸みと落ち感が美しく際立つコートは、どことなくトラッドなムードを漂わせる控え目なヘリンボーン柄が印象的。クラシックとモダンが静かに共鳴し、都会の夜を俯瞰するような落ち着いた存在感を放つ。インナーに重ねたシャツは、リボンのようなレースのような色とりどりのkolorならではのディテールがアクセントに。

ボトムスは適度なゆとりと直線的なラインで都会的なシルエットを描き、柔らかなモカの色調が全体を軽やかにまとめる。さらに同系色のシューズを合わせることで統一感が生まれ、ニュートラルな配色の中に、ブランド特有の“ひねり”が静かに際立つ。ミニマルにまとめても、無難には着地しないのがkolorの持ち味。素材の質感や巧みなディテールワークがさりげない立体感を生み、着る人の個性を引き立たせてくれる。

空間も服も、常識の外側へ。
「kolor」が描く“感性の再構築”

5周年を迎えた心斎橋PARCO。その中でもひと際存在感を放つのが、建築家・谷尻誠氏（SUPPOSE DESIGN OFFICE）が手がけたkolor 心斎橋PARCO店だ。東京・南青山店に次ぐ広さを誇る店内には、剥き出しの壁材や鉄骨、無造作に走るケーブル、そしてブランドとしては珍しいグリーンのカーペットがレイアウトされ、ラフさと洗練さが同居する店内は、意匠の“ズレ”や素材の“間”に美しさを見出すkolorの哲学をそのまま空間化したような佇まいに。

そんな店内を、岩瀬さんが2025AWアイテムを纏ってショップクルーズを。袖を通したカーキのウールコートは、クラシックなムードの中に、本来、隠すはずのステッチをあえて表に出した“違和感”をデザインとして取り入れた一着。その緻密な遊びが、kolorらしい個性として際立つ。
「このコート、可愛いなと思いました。普段あまり着ないテイストなので、新鮮でした」と岩瀬さん。編み地の表情豊かなニットと合わせることで、彼の奥に息づく繊細なムードが自然と引き出されていく。

そして、心斎橋PARCOの５周年を記念してkolorから限定アイテムも登場する。ひとつは、ネックレスとしてもウォレットチェーンとしても使用できる2WAYアクセサリー。精緻なチェーンワークとkolorらしい遊び心のあるチャーム使いが特徴で、シンプルなスタイルにアクセントを添えてくれる。もうひとつは、コレクションでも人気が高かったファースリッパの限定モデル。柔らかなファーの質感と軽快なフォルムが魅力で、インドアにもワンマイルにも活躍するシーズンレスな一足だ。

形成されていく役者としての軸。
岩瀬洋志が語る、俳優としての原点と現在地

「高校2年生のとき、ひとりで東京に出たんです。自分で決めて上京しました。一人っ子だったからか、独立心というか…いろいろ感じることが多かったのかもしれません。『自分はこうしよう』という意志が芽生えたのはあの頃です。ちゃんと俳優として動き出したのは19歳ぐらい。初の連続ドラマ出演となった現場では空気もまだよく飲み込めず、学ぶこともたくさんあったと同時に、とても悔しい気持ちも経験しました。でもそういう感情を経て、今こうしてやれているから結果的には良かったと思っています」

翌年の出演したドラマ「新空港占拠」では、第３話まで猿の仮面をかぶったまま登場し、素顔を明かした瞬間に“美しすぎる”と一躍話題に。その反響を追い風に、「タカラのびいどろ」で初主演を果たし、「南くんが恋人!?」をはじめ、昨年だけで５作品のドラマ出演を果たし、確実にキャリアを広げていった。そんな彼が今年初めて芝居する“楽しさ”をつかんだ。
「ずっと共演したいと思っていた大好きな俳優さんと、初めてじっくりと芝居を合わせて。僕のために本当に丁寧に付き合ってくださり……そのとき初めて『お芝居って楽しい』と思えたんです」

“芝居が好き”と胸を張って言えるようになるには時間がかかった。
「好きなものを好きって言うのって、意外と簡単じゃないですよね。ちゃんと『自分はできている』と実感を持てて、初めて楽しさがわかる。その感触をつかむまで、僕は2年かかった感じです。自分自身の中のそういう感覚を大事にしたいなと思って」

悔しさも迷いも通り抜けて、ようやくたどり着いた“楽しい”という実感。それは、積み重ねてきた時間の中で、静かに芽を開いた――自分が表現することを心から肯定できる、確かな喜びに違いない。

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PRESENT

岩瀬洋志さんサイン入りチェキを抽選で4名様にプレゼント。
2025年11月27日（木）～12月10日（水）の期間中、PARCO official 及び心斎橋PARCO公式SNSにてプレゼントキャンペーンを開催いたします。

下記方法にてプレゼントへご応募ください。
①心斎橋PARCO Instagram（@parco_shinsaibashi_official）、X（@shinsaibashi_parco）、PARCO official Instagram（@parco_official）・X（@parco__official）公式アカウントのいずれかをフォロー
②11月27日にUPされた岩瀬洋志さんサイン入りチェキプレゼント対象投稿に、Instagramから応募の場合「いいね！」とコメントをお願いします。Xから応募の場合、リポストをお願いします。

ご参加いただいた皆さまの中から、抽選で計4名様（Instagram 2名様・X 2名様）にプレゼントいたします。

ご当選の方へDMにてご連絡致しますので、ご応募されるSNSのアカウント（心斎橋PARCO公式 Instagram・X、PARCO official Instagram・X）のフォローをお願いいたします。

＜当選発表＞
厳正なる選考の上、2025年12月下旬頃、当選者にのみInstagram・Xのダイレクトメッセージにてご連絡し、賞品の発送をもって当選に代えさせていただきます。また、賞品の発送は2026年1月上旬頃を予定しております。諸事情により多少前後する場合がございますので、あらかじめご了承ください。