2022年2月に始動したPARCO Wall Gallery SHINSAIBASHI。
心斎橋PARCOが手がける、「アートをもっと身近に。」をコンセプトとしたプロジェクト。
心斎橋PARCO館内の共用部にアート作品を展示。
館内に飾ってある作品はONLINE PARCOでご購入いただけます。
~第8弾~
YOHEI TAKAHASHI
Painter
1987年生。東京在住。 壁画、タブロー、ライブペインティングなど平面を中心に製作。 散歩中に出会った場面を主題にして、壁画製作の中で生まれた独自の筆触分割的技法を用いて有機的に描く。 実験的な壁画のためのプロジェクト”Wallternatives”を主催。
ARTIST STATEMANT
刷毛やペイントローラーを手に持って腕をめいいっぱい前に伸ばして70~80cm。延長棒を繋げてもせいぜい200cm。ペンキの届く距離から幅10mを超える壁の全体像を把握するのは難しい。よって壁画家は全体を見渡せる(しかし手の届かない)距離まで一時身を引いて画面を眺めながら頭の中で次の一手を構想して、プランが組み上がると再び壁に接近して記憶を頼りに描画を進める。接近中は想像で描くので勘違いからの脱線や手癖によるペンキとの戯れによってエラーが多発するが、引いてみると意外と成立している。むしろ接近(破綻)と離反(成立)のギャップに面白さを感じる。そのギャップを確信犯的に画面に組み込んでみようというところから現在の筆触分割的技法は生まれました。 また、壁画は紙やキャンバスに描かれた絵画と違い基本的には動かすことが出来ません。だからこそ、その場所に帰属し場所の特性を活かした作品を描く事が重要であると考えます。そのためにも周辺を散歩することから私の壁画のプロジェクトは始まりますが、そこで出会う些細な出来事のひとつひとつを備忘録的にタブローの題材としています。
BOXER JUNTARO
イラストレーター/アーティスト
1975年生まれ
幼い頃から絵が好きで1998年本格的に描きはじめる。
2002年自身初となるEXHIBITIONをBEAMS大阪3店舗、同年インスタレーションをBEAMS東京3店舗で開催。
キャンバス作品以外に壁画製作も精力的に行い、2014年にはLAのSnoop Doggのスタジオで製作。またデザインもハウス食品やRedBull、PUMA、阪神タイガース、X Games等多方面へ提供している。
POPな色合いとシンプルで力強い線から産み出される暖かみのある作品はストリートを飛び越え幅広い支持を得ている。
苦虫ツヨシ
絵描き/Painter
国内や海外で個展やイベントなどを行いながら、
キャラクターデザイン、ロゴや内装、パッケージデザイン、オリジナルグッズの制作など、
多種多様にビジュアルディレクションをして活動虫。
He has accomplished several solo exhibitions in Japan and overseas, and also curates his own events as an art director.
His works overlap between various fields of visual design such as character design, branding, and logo design, as well as producing his original items.