2022年2月に始動したPARCO Wall Gallery SHINSAIBASHI。
心斎橋PARCOが手がける、「アートをもっと身近に。」をコンセプトとしたプロジェクト。
心斎橋PARCO館内の共用部にアート作品を展示。
館内に飾ってある作品はONLINE PARCOでご購入いただけます。
~第9弾~
昨日はどんなARTを観ていましたか?
大江 慶之
1980年大阪府生まれ。
視点を変えることで、モノの意味や認識が変様する事に着目した作品を制作。モチーフ同士の組み合わせや、そこから生まれる相互作用は、シュールレアリスムの手法を想起させる。
主な展示に、個展「くちびるがお好みの味すんねん」TEZUKAYAMA GALLERY (大阪/2022)、「METAMETA ”アルター”市場 vol.04」BnA Alter Museum (京都/2023)など。
杉山 卓朗
1983年、千葉県生まれ。
キャンバスを前にして起こるイマジネーションや衝動を廃し、線や面を反復・再構築した絵画作品を制作。イメージの生成において、作家自身の介入を最小限にとどめた制作方法を用いている。
主な展示に、個展「周縁と方法」五台山竹林寺 (高知/2017)、「江之子島芸術の日々2017『他の方法』」大阪府立江之子島文化創造センター (大阪/2017)など。
御村 紗也
1997年三重県生まれ。 2022年に京都芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻修士課程修了。
日に照らされてできた影、風に揺れる木々の音、肌で感じる温度、空気の香りといった日常に溢れる些細な情景や現象をドローイングや写真に保存し、更にシルクスクリーンやペインティングに置き換えて描き出すことで「刹那的な時間」を画面に留めている。
一林 保久道
一林保久道は、1992年石川県生まれ。京都精華大学日本画専攻卒業。
現代社会に潜む風景を時間的目線と懐疑的目線によって見つめ直し、もの心ついた時から慣れ親しんでいるテレビゲームやデジタル画面に影響を受けた構図や擬人的モチーフによって、婉曲的に表現する。
近年の主な展示として、アートフェア「Affordable Art Fair(香港/2023)」、「ART TAIPEI(台北/2023)」、個展「piece of civilization」Marco Gallery(大阪/2022)、グループ展「STAND BY」Marco Gallery/CANDYBAR Gallery(大阪/京都/2022)がある。
Kamerian.
グラフィックアーティストとして国内外で活動。タトゥーアートやアニメーション、漫画などから影響を受ける。 シルクスクリーンを主な技法として用い、よく知られた寓話や大衆文化をモチーフに欧米アニメを彷彿とさせるような強い輪郭線と色彩で倒錯的な世界観を作り上げる。近年の主な展示として、アートフェア「One Art Taipei(台北/2023)」、「ART TAIPEI(台北/2023)」、個展「ADDICTION」Marco Gallery(大阪/2022)、個展「RABBIT HOLE」Mograg Gallery(東京/2022)がある。
津田 光太郎
北海道教育大学大学院修了。バロック絵画のダイナミズムへの研究における絵画の物語性への考察と自身のルーツである特撮映画や漫画作品の視覚表現などを引用しながら、あらゆるシチュエーションを絵画として成立させるべく虚実が混在する‘幻想絵画’なるものを描いている。アートフェア「One Art Taipei(台北/2023)」、グループ展「ALLEGORY OF THEM」Marco Gallery(大阪/2022)、個展「土埃のジオラマにて」(札幌/2021)がある。
谷口 典央
1988年福岡県生まれ。2020年東京藝術大学大学院美術研究科版画第2研究室を修了。過去・未来・時間をテーマとし描く画面の中の人や動物、風景などに物語を見出し、描くことへの深い追求の中で独特な世界観を描いている。
主な展示に、個展「新しい惑星を歩く」CANDYBAR Gallery (京都/2021)、「第1回MIMOCAEYE / ミモカアイ」猪熊弦一郎現代美術館 (香川/2022)など。
近藤 亜美
2000年東京都生まれ。2022年東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域卒業。日常の中で当たり前のように存在する物を絵画空間の中に落とし込み、モチーフの新たなイメージを描き出している。
主な展示に、個展「reflection」下北沢アーツ (東京/2022)、「痕跡 近藤亜美・白石効栽」CANDYBAR Gallery (京都/2023)、「作家は何を見ている?小津航・葛西明子・近藤亜美 三人展」GALLERY SCENA (東京/2023)、「2022 mui Art Award展」GALLERY SCENA (東京/2022)など。
松井 照太
1994年京都生まれ。2018年京都市立芸術大学彫刻専攻卒業後、京都を拠点に活動中。
石の自然美、重さに興味を持ち作品の中に無加工の石をそのまま取り入れる立体作品を中心に制作。伝統や形式のある水石のように作品中の石がどう映るかを意識し、現代のマテリアルを使い新たな角度から石を愛でる。石の重量が増すごとに作品の制作難易度が上がるため、ヤップ島の石貨や秤量貨幣を参考に石の重さで作品価格を決めている。
Funny Dress-up Lab
1978年生まれ。千葉県千葉市出身。京都府在住。 本来ミニ四駆をドレスアップする為に生産、販売されていたドレス アップステッカーが持つ、鮮やかな色彩、独特な形状、版ズレ、デッドストックであるという様々な面に魅了され、ドレスアップステッ カーのみを加工せずに使用したコラージュ作品を制作している。世の中にあるドレスアップステッカーを使い切った時、制作は終わりを迎える。