FASHION / 2022.12.12
『マヌエラ』主演・珠城りょうさんと巡る心斎橋PARCO(4/4)
![『マヌエラ』主演・珠城りょうさんと巡る心斎橋PARCO](/image/shinsaibashi/store/storage/w1096xh626/feature_tamaki_main.jpg)
1月15(日)~23(月)に東京・東京建物Brillia HALL、1月28(土)・29(日)に大阪・森ノ宮ピロティホール、1月31日(火)に福岡・北九州芸術劇場大ホールで上演される舞台「PARCO PRODUCE 2023『マヌエラ』 Iam a dancer. Love me?」。その作品にて、宝塚歌劇団退団後に舞台に初主演する珠城りょうさんが、心斎橋PARCOでショップクルーズに。
お芝居の役柄に合わせて香水を変えるなど、役作りの随所にこだわりがあるという彼女。お仕事とプライベートで使い分ける香りや、シンプルなファッションが好きだという彼女が選ぶアイテムとは? 初主演となる舞台への意気込みなどを聞いてみました。
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Interview & TextNahoko Kuroda
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PhotoKazuki Watanabe
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―珠城さんは宝塚歌劇団で男役トップスターとして活躍されていたころは、高身長を活かしたダイナミックなダンスが印象的でした。今作では女性ダンサーを演じるにあたって、所作や表現の変化も楽しみですね。
珠城:男役のときは男性的に見せるために直線的な動きを意識していたんです。とくに私は、いかにシャープにスマートに見せるかに重点を置いてやってきました。今回は女性としての曲線美だけでなく、力強いなかにもしなやかさを求められると思うので、どうすればマヌエラに近づけるのか、これから研究してきたいですね。
―これまで男役として相手をリードしてきた珠城さんが、女性役として共演者とダンスするシーンも楽しみです。
珠城:確かに新鮮ですね。でも、リードする側の気持ちがわかるので、こういう位置にいたらリードしやすいだろうなってわかるので、男役をやっていて良かったなって思います(笑)。
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―今作のポスターにもなっている、ビジュアル撮影で着用されていた真っ赤なドレスも印象的でした。
珠城:すごく素敵ですよね。当日の舞台の衣装にも期待していただきたいです。私はいつも舞台で衣装やヘアメイクをすると、普段見ている自分の顔とは変わるので、作品の世界観が一層広がる感覚を持つんです。今回のビジュアル撮影でもあの真っ赤なドレスを着ることで、よりマヌエラのイメージが膨らみましたね。
―今回の心斎橋PARCOでのショップクルーズでは、お香のお店に立ち寄りました。役に合わせて香水を変えると聞きましたが、マヌエラという人物像に合うのはどんな香りでしょうか?
珠城:薫玉堂では『花園の沙羅』や『鳳凰の藤』といった香りが似合いそう。ゴージャスな名前も彼女の雰囲気に合いそうです。役にイメージが膨らむ、気分を上げる香水を見つけられたらいいですね。
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―音楽も脚本も、出演者も錚々たる面々で作られる作品。2023年、良いスタートが切れそうですね。
珠城:素晴らしい演者のみなさん、キャリアのある方々と一緒にお仕事をさせていただけることはプレッシャーよりも、学びしかないと思っています。たくさんのことを知り、吸収して勉強ができる。きっと意義のある作品になるはず。台本もあっという間に読み終わってしまったくらい、マヌエラの言葉ひとつひとつがより伝わりやすいものになっていて、その時代に生きてきた人々の気持ちがよりストレートに伝わるはずです。あとは私たち演者がそれを役として、言葉を発したときにどんなものになるのか。いまからワクワクしています。
![](/image/shinsaibashi/store/storage/w1092/feature_cname_20221207141712.jpg)
脚本:鎌田敏夫
演出・出演:千葉哲也
音楽:玉麻尚一
振付:本間憲一
出演:珠城りょう、渡辺大、パックン(パックンマックン)、宮崎秋人、宮川浩 ほか
2023年1月28日(土)・29日(日)大阪・森ノ宮ピロティホール
2023年1月31日(火)福岡・北九州芸術劇場 大ホール
![](https://cms-shinsaibashi-parco.sc-concierge.jp/cmsR5/parco/shinsaibashi/images/store/storage/feature_cname_20221207180809.jpg)
珠城りょう
2008年宝塚歌劇団入団。大型の男役スターとして頭角を現し次々と大役を務め、2016年入団9年目という異例のスピード出世で月組トップスターに就任。多くの観客を魅了した。2021年『桜嵐記/Dream Chaser』をもって惜しまれつつ宝塚歌劇団を退団後はライブ・映像・舞台と活躍の幅を広げている。主な出演に、珠城りょう 1st CONCERT『CUORE』、ドラマ『マイファミリー』、舞台『8人の女たち』『RYO TAMAKI LIVE TOUR 2022 ~Freely~』などがある。
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