―今年3月に“大阪進出”を宣言して仕事をする機会も増えたと思いますが、大阪に対してどんなイメージをお持ちですか？

サーヤ：今は東京と大阪を行ったり来たりしていて、大阪での仕事も少しずつ増えています。もともと「大阪人はなかなか笑ってくれない」という話を聞いていたから、大々的に宣言したものの、自分たちを受け入れてくれるのかという怖さはありましたね。だけど大阪で単独ライブをして感じたのは、この人たちはきちんとネタを見て評価してくれているんだなってこと。私たちが笑ってほしいと思っているところで、ちゃんと笑ってくれるんです。それも「ハハハ」みたいな軽い感じじゃなくて、すごく前のめりになって。大阪人のお笑いに対する愛を改めて感じたし、笑いへの厳しさもそういうところから来ているんだと思いました。

ニシダ：コロナでなかなかチャンスがないけど、今後はロケにもたくさん行きたいです。大阪の番組って台本みたいなのがないから面白いんですよね。

サーヤ：作り込みもあまりなくて、それぞれの芸人やタレントの味を生かしてロケをしている感じがする。私たちもそんなロケをしてみたいなと。いろいろ挑戦して、私たち“らしさ”みたいなものを確立していけたらと思っています。