ART&CULTURE / 2023.03.06

GOMA EXHIBITION 「ひかりの地図」GOMA インタビュー(1/3)

GOMA EXHIBITION 「ひかりの地図」GOMA インタビュー

オーストラリアの原住民による金管楽器・デジュリドゥの奏者であり、画家であるGOMA。現在、彼による個展『ひかりの地図』が開催されている。2009年の交通事故から意識が戻り突如描き始めた点描画、それらは重なる波のダイナミックなゆらぎのようでもあり、グラフィカルな数学的配列のようでもあり、曼荼羅のようでもある。これらの緻密かつ迫力のある目眩く世界は、すべて意識が回復する過程で自身の脳内に出現する「あっちの世界」の風景なのだそう。個展への意気込み、そして絵を描くことについて、GOMAさんにお聞きしましょう

  • Interview & Text
    Yusuke Nakamura
  • Photo
    Yuji Iwai

ー今回の『ひかりの地図』は、昨年9月に東京で開催された展示の巡回、ですが大阪では会場のスペースが大きくなることもあり、より充実した個展となりそうですね。

 

GOMA:はい、会場が広くなって、作品も少し変わります。点数は40点ほどで変わらないですが、絵のサイズが変わったり、映像作品も予定しています。意識が戻るときの体験を地図のようにして、部屋を作ったのですが、今回はその部屋も増える予定です。

 

ーより濃密に作品が鑑賞できる空間になる、と。

 

GOMA:より没入感が出るように。椅子も用意する予定です。そのあたりは東京での展示とは違うところで。ゆっくり見てもらえたらいいな、と。

GOMA EXHIBITION「ひかりの地図」心斎橋会場の様子

ー今回はご出身の大阪での開催、ということで意気込みも少し違うのでは?

 

GOMA:そうですね。恥ずかしいことはできないというか。昔からの遊び仲間、僕の成長をずっと見てくれている方や応援してくれている方が多いので、期待に応える地元ならではの展示ができれば。良い意味でのプレッシャーがありますね。

 

ー今回、展示される作品はいつ描かれたものでしょう?

 

GOMA:コロナ渦、2020~2021年あたりに描いたものが多いかな。その時期は描きまくってました(笑)。音楽のイベントが無くなったこともあって、絵の制作期間になりましたね。普段から絵は毎日描いてはいるけど、その量がかなり増した、という感じです。

ー作品のサイズはどのくらいです?

 

GOMA:大きいサイズは縦2m70cm、横が2mほどですね。小さいサイズは30cm×30cmほど。

 

ーサイズを描き分ける基準は?

 

GOMA:毎日描くので、その時の気分です。旅行先でもホテルの部屋で描くので、その場合は小さいサイズになってしまいますね。

"ひかり"の世界に没入できるブースも