ART&CULTURE / 2020.11.09
MINAMI
写真家・横浪修が切りとった大阪の風景「MINAMI」
アートブックのような心斎橋PARCOオープンカタログで、美しく、そしてどこか可笑しみのある写真を撮りおろした横浪修さん。東京を拠点に活動する横浪さんが、異邦人の目線から大阪の街を切りとりました。ここに住む人には見慣れた風景が、新しい姿を見せています。
「MINAMI」
30年程前に田舎から出てきて大阪に住んでいたことがある。
最初に住んだところが天六で、遊びに行くところは北だった。
ミナミはオシャレな人達が行く街で、
田舎から出てきた僕にとってはハードルが高かった。
気が引けた。少し怖かった。
そんなエネルギッシュな街がうらやましかった
(横浪修)
横浪修
文化出版局 写真部を経て、中込一賀氏に師事。主にファッション誌や広告を手がけている。著者に写真集『100children』『1000children』『Assembly』『Assembly snow』『MIZUGI』『PRIMAL』などがある。近日、写真集『kumo』をLibrarymanより刊行予定。
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