男性像と動物たちが導く内面の葛藤と静かなレジスタンス。渋谷PARCO 1階アートウォールから東京での個展・グループ展を経て注目を集めるTORAJIROの関西初個展を開催いたします。
●アーティスト
TORAJIRO
武蔵野美術大学造形学部日本画学科を卒業後、ニューヨークに留学。帰国後はグラフィックデザイナーとして働きながら、デジタル作品、油彩、アクリル画を精力的に制作してきました。
セクシュアルマイノリティとしての経験を出発点に、鍛え上げられた肉体を持つ青年たちを描き続けています。彼らの憂いを帯びたまなざしや抑制された表情は、孤独や葛藤、社会的抑圧を静かに物語ります。寄り添うように描かれる動物たちは、共感や平和の象徴であり、人間と世界を結び直す存在でもあります。
・オフィシャルサイト:https://torajiro.myportfolio.com/
・Instagram:https://www.instagram.com/torajiroart
・Linktree:https://linktr.ee/torajiro
2023年にはファッションブランドLOEWE協賛のもと、渋谷PARCO 1階アートウォールに大型作品《“日常”という名の箱舟》を展示し、多様性と環境へのメッセージを発信。社会問題と個人の感情を交差させる独自の表現で注目を集めました。
その後も東京を中心に、文房堂「尻博2024」や新宿眼科画廊での「MASURAO GIGA」「UNDER THE BLUE SKY」など話題のグループ展・個展に参加し、精力的に作品を発表。国内外で存在感を高め続けるなか、今回いよいよ関西で初となる個展を開催いたします。
●コンセプト
「NO DEAD END」というタイトルには、袋小路のように道が閉ざされた状況でも、必ず別の出口や選択肢があるという思いを込めています。
描かれた男性たちは、声高なスローガンではなく、沈黙と色彩によって感情の痕跡を残します。寄り添う動物たちとともに、ただそこに立ち尽くす姿は、“生きること・楽しむこと・愛すること”といった、ごく当たり前でありながら奪われやすい日常の尊さを静かに訴えます。