ART&CULTURE / 2023.07.18
京都発のロックバンド、台風クラブと心斎橋PARCOをクルーズ(4/4)
だれが言ったか、 “日本語ロックの西日”こと京都発のバンド、台風クラブ。彼らは、歌とギターの石塚淳さん、ベースの山本啓太さん、そしてドラムの伊奈昌宏さんによる3ピースロックバンド。今年に入り、2ndアルバム『アルバム第二集』をリリースし、今その名が全国に伝わりつつある3人組。梅田クラブクアトロでの初のワンマン公演を終えた翌日、彼らと心斎橋PARCOの気になるお店をぐるぐるっとクルーズしました。
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Model台風クラブ
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DirectionMasashi Katsuma【IMA:ZINE】
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Interview & TextYusuke Nakamura
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PhotoShungo Takeda(Cruise)・Takashi Hamada(Live)
「いやー、今日は楽しかったですね。でも、まだまだ巡り足りない。買いもん、したいっすねー。とにかく5万くらい使いたい(笑)。こんなところで散財してみたい」と石塚さん。なにやらショッピングのスイッチが入ってしまった台風クラブに最後にちょっとインタビュー。現在、京都のみならず全国のさまざまライブハウスで公演を行っている彼ら。昨夜の梅田クラブクアトロでの初のワンマン公演の感想を聞いてみよう。
ーー昨夜の梅田クラブクアトロでは初ライブはいかがでした?
「もちろん音響も良くて。なんの不安も無くて。演りやすかったですね」(石塚)
「確かに。演りやすかったー」(山本)
「設備ももちろん良いし。シャワーもあったり。時間が無くて入れなかったけど」(伊奈)
ーークアトロというライブハウスへの思い出は?
「高校生までは大阪に住んでたので、心斎橋にクアトロがあった時にはよくライブを観に行ってましたね。三木楽器に寄ったりもして」(石塚)
「歴史というか由緒というか。クアトロという場所の力、みたいなものは感じましたよね。実際に演ってみて」(伊奈)
「僕は(映画館の梅田)ピカデリーだった時代の思い入れがありますね。空間もそうだし、映画館時代のシートが残っていたり」(山本)
ーー昨夜のライブでなにか気付いたことはありますか?
「ライブは、今がバンド組んでから一番良い。それが昨日のクアトロで確認できましたね」(石塚)
「面白かったね。今はそこまで環境に左右されなくなってきたけど、やっぱすげえとこなんだなって思いましたね」(伊奈)
●梅田クアトロ公式サイト:https://www.club-quattro.com/umeda/
台風クラブ
2014年末に結成。歌とギターの石塚淳、ベースの山本啓太、ドラムス伊奈昌宏による京都発の3ピースロックバンド。2017年にアルバム『初期の台風クラブ』をリリース。2023年2月に2ndアルバムとなる『アルバム第二集』を発表。