ART&CULTURE / 2023.07.18

京都発のロックバンド、台風クラブと心斎橋PARCOをクルーズ(3/4)

京都発のロックバンド、台風クラブと心斎橋PARCOをクルーズ

だれが言ったか、 “日本語ロックの西日”こと京都発のバンド、台風クラブ。彼らは、歌とギターの石塚淳さん、ベースの山本啓太さん、そしてドラムの伊奈昌宏さんによる3ピースロックバンド。今年に入り、2ndアルバム『アルバム第二集』をリリースし、今その名が全国に伝わりつつある3人組。梅田クラブクアトロでの初のワンマン公演を終えた翌日、彼らと心斎橋PARCOの気になるお店をぐるぐるっとクルーズしました。

  • Model
    台風クラブ
  • Direction
    Masashi Katsuma【IMA:ZINE】
  • Interview & Text
    Yusuke Nakamura
  • Photo
    Shungo Takeda(Cruise)・Takashi Hamada(Live)

最後は、地下2階の「心斎橋ネオン食堂街」へ。韓国酒場、焼き鳥、寿司、ワインビュッフェなど、計25店がひしめく賑やかなフロアでメンバーが向かったのは「大衆食堂スタンドそのだ」。過去には谷町六丁目の本店にも、うかがったことがあるのだそう。

僕らの拠点である京都なら「たつみ」とかかな。この感じはめちゃ好きですよ。食堂で酒を飲むような雰囲気が」と石塚さん。伊奈さんは「こんな食堂がPARCOに入ってるのがおもしろい」。そして「買い物はもちろん、ごはんも食べられる。それに映画館もある。子どもができてから、あらためてこんな施設がありがたい(笑)」と山本さん。

数あるメニューのなかから、定番人気を実食。チャーシューエッグ ¥638、名物メンチカツ ¥495、アンチョビ煮卵ポテトサラダ ¥528、空芯菜炒め ¥825、麻婆豆腐 ¥748、ジンジャーエール ¥330、コーラ ¥330

3名ともこのあと車の運転があるため、残念ながら人気のバイスなどのアルコール類はオーダーできなかったが、メンチカツや麻婆豆腐をつまみつつ、まるで昨夜の梅田クラブクアトロ公演の打ち上げの続き?のようなムードに。ついつい注文しすぎてしまうほどの魅力が、「そのだ」には詰まっています。