最後に登場するのは、クリエイティブ・ミクスチャー・ユニット、NIKO NIKO TAN TAN。昨年のPARCO CHAOS JAMのオープニングアクトを務めた彼らが、今年はトリを飾ります。ボーカル・シンセサイザーのOCHANとドラムのAnabebeが立つステージ後方には、全面スクリーンがスタンバイ。音とともにDrug Store Cowboyによる映像が映し出されると、会場の雰囲気はたちまち一変します。

『胸騒ぎ』『IAI』『カレイドスコウプ』と畳みかけるような楽曲と、変幻自在な映像世界が見せるトリップ感のあるステージングは圧巻。繊細な歌声と強く野生的なドラムの響き、鮮やかな色彩が織りなす映像が混然一体となり、会場全体を熱く揺らします。 

MCでは昨年のライブについて「地下2階のTANK酒場で、飲み屋街の真ん中でライブして（ＯCHAN）」「そのだで飲んでるサラリーマンがめっちゃ見てた！（Anabebe）」と振り返った2人。「今年も呼んでもらってうれしいです。短い間ですけど、最後まで楽しんで！」と声をかけると、大阪初披露の新曲『怪人』から、4つ打ちリズムが心地いいラストチューンの『Only Lonely Dance』まで一気呵成に怒涛の加速。大いにフロアを躍らせまくり、めくるめく熱気を残してライブは終演を迎えました。 

https://www.nikonikotantan.com/