心斎橋PARCO地下2階のグルメダンジョン「ネオン食堂街」に潜入！～気軽に海外に行けない今だから、旅行気分で食べ歩き編(後編)～（3/3）

満を持して心斎橋PARCOの地下2階にオープンした「ネオン食堂街」。その名のとおり派手なネオンが彩る地下空間に、全国初出店も含む全25店舗がずらりと軒を連ねます。個性的すぎる店舗ラインナップは心斎橋PARCOの公式WEBサイトで確認していただくとして、今回はその中から、アジア料理を中心に、海外旅行気分を味わえる6店舗をクルーズ。心斎橋digmeoutカフェの元スタッフ、古着屋のチュナちゃんとグラフィックデザイナーの夢ちゃんに、がっつり食べまくってもらいました！

Photo

Yasuhisa Taniwaki

Text & Edit

Semeko Konrinzai

Model

Chuna, Yume

Creative Direction

caruta creative

スペインバルｍassa

海外旅行気分で食べ歩いてきたグルメ旅も、いよいよ最後の地へ。ついにアジアを飛び出してヨーロッパ、スペインです。

こちらは、スペインの空気感を気軽に楽しめるバル。本場のバルを巡り、そこで出会ったメニューもラインナップされています。中でも特におすすめは、20種類のパエリア。魚介、肉、野菜などメインの具材に、トマトやクリーム、カレーなどのソースを合わせた、多彩なバリエーションが魅力です。味の決め手は、おいしいスープで炊くこと。魚介や鶏の味わいが溶け出したスープで炊くことで、お米の芯まで旨味がしっかりしみわたります。本場のアルデンテより、日本人の好みに合わせてふっくら炊き上げているところもポイント。しかも2人前1,628 円（税込）からと価格もすごくお手頃です。

渡り蟹と魚介のトマトパエリアは2人前2,178円（税込）。この贅沢素材でこの価格、お手頃すぎません？

今回いただいた料理は、渡り蟹と魚介のトマトパエリア。渡り蟹をまるごと使用した贅沢な一品です。チュナちゃんはひと口食べるなり、「口の中が地中海！！」と名言。さらに夢ちゃんも、「お米にも出汁がしみてるから、お米だけ食べても魚介の味がする」と、これまた素晴らしい感想。「蟹の身がめっちゃ入ってる！」と終始ご機嫌に食べ進める2人でした。

渡り蟹の甲羅をめくって「わ、ちゃんと身が入ってる！」と驚く2人。

アッツアツのカマンベールチーズのアヒージョは1,078円（税込）。

お酒もスペインのワインが豊富に揃っているほか、サングリアもそれぞれ違うフルーツを使った8種類を用意。スロージューサーで皮ごとしぼったレモンを使ったレモンサワーも、店長稲葉さんのおすすめです。

「甘くて美味しい、ほぼデザートみたい！」と夢ちゃん大絶賛のサングリア。

しかも、実はスイーツもあってカフェ使いもOK。自慢のバスクチーズケーキのほか、シフォンケーキやクレーマカタラーナが味わえます。ランチ、カフェ、バルと、一日中楽しめるお店です。雰囲気も開放感があって、心地よくくつろげる空間。おいしい料理とサングリアをいただけば、地下でもスペインの青い空が見えてきそうです。

食後のデザートで至福のひととき。ミニデザートはランチメニューにもプラスできます。

スペインバルをイメージした赤い壁がおしゃれな店内。居心地のいい空間に、2人のトークも止まりません。

スペインバル massa
TEL.06-6210-4348