FASHION / 2022.08.01
元宝塚歌劇団トップスター 紅ゆずるさんが、心斎橋PARCOに降臨!(3/4)
心斎橋PARCOからミナミへ。街を愛でながらゆっくり歩いて、徒歩10分ほどの道頓堀にある劇場「大阪松竹座」にて、9月17日(土)より上演される舞台『アンタッチャブル・ビューティー ~浪花探偵狂騒曲~』。その主演である、元宝塚歌劇団トップスター 紅ゆずるさんが、心斎橋PARCOにやってきた。大阪生まれ、大阪育ち。ミナミを愛してやまないスターが、心斎橋PARCOで束の間のショップクルーズ。その様子を追っかけながら、彼女が気になるもの、好きなスタイル、地元大阪と舞台への想いなどを聞いてみた。
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ModelYuzuru Kurenai
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Interview & TextShiho Fujiwara
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PhotoShimpei Hanawa
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Hair and Make upmiura(JOUER)
「アルマーニはね、劇団の在団中に演目で着ることがあったんですよ。オートクチュールのお衣装で! その頃からやっぱり素敵だなと思っていました」。 そんなタカラジェンヌをも魅了するエンポリオ アルマーニ の素晴らしい世界観に触れながら、気軽にお茶を楽しめるのがこちらのカフェ。関西初、東京・表参道店のみで展開していた「季節のパフェ」がいただけることでも話題のスポット。今回は、パフェに並んで人気の「アフタヌーン・ティー」をオーダー。ほっとひと息つきながら、9月に上演される舞台のことを聞いてみた。
歌あり踊りあり、笑いありの人情物語
━舞台『アンタッチャブル・ビューティー ~浪花探偵狂騒曲~』では、探偵希望の謎多き女性 本間カナを演じる紅ゆずるさん。いったいどんな物語なんでしょうか?
「ざっくり話すとね、ミナミのはずれにある小さなシャッター商店街で事件が起きるんですよ。それによって平和な商店街に波乱が巻き起こるんやけど……。そこに歌と踊り、笑いと立ちまわり、私が大好きな要素がぜ〜んぶ詰め込まれているんです。キャストの皆さまが大ベテランの先輩なので、その中で自分がどれだけ輝けるのかっていうのも演じていくうえで楽しみなところ。もちろん私自身も皆さまにとってのスパイスでありたいですけどね」。
━出演者には「吉本新喜劇」でおなじみの内場勝則さんや末成映薫さんの名前もありますね。
「そう! 小さい頃から新喜劇を観て育ってきた私にとっては、大スターです。私の幼少期をつくったというか、それくらい『染みてる』方々と一緒に舞台に立たせていただけるのは本当に光栄です」。
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